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「会ったことない彼氏が10人くらいいた」歌手・大森靖子の高校時代

2014.12.10 DEC 12:30
「かなり早い段階で、みんなとつるむのは無理だと気付きました」

女優の橋本愛さんから、作家の朝井リョウさん…と、有名人・文化人からも支持される人気の歌手・大森靖子さん。

人間が持て余す純粋にして淫らな欲望に照準を合わせ、それに伴う高揚感だけでなく、ずるさ、みっともなさ、痛さ、不謹慎さもすべて呑み込むように歌い上げる。今年6月にメジャーレーベルと契約した彼女に話を聞いた。

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――音楽と触れ合った原体験みたいなものでいうと?

 2歳からピアノはやってました。ただ符読みが嫌いでだんだんやらなくなっていって、でも耳コピはできたので、小学校の頃に当時流行っていたPUFFYとかGLAYの曲を教室のオルガンで弾くとみんな喜んでくれて。聴いていた音楽はSPEEDとかモーニング娘。とか、浜崎あゆみとかです。

――思春期はどんなふうに過ごしてました?

 高校は進学校だったんですけど、私は朝起きれなくて行かなくなって、金髪にしたりして分かりやすくバカをやってました。そのほうが楽で。でもそうやって楽しそうに生きてるキャラを演じていると、まわりの子は受験勉強に必死なので、それはそれで嫌われるんです。で、私は美大に行きたかったので絵の勉強とか一生懸命やってたら、「才能あると好きなことだけやれていいね」みたいに言われたり。

――休み時間や放課後にお友達と遊んだりはしなかった?

 あまりしてないですね。かなり早い段階で、私はみんなとつるむのは無理だって気付きました。お弁当も一人でトイレで食べてて、でも便所飯って単語もなくて、暗い子のやることだとは思ってなくて。トイレのいちばん奥からは運動場がバーッと見えて、ここ景色いいなぁって(笑)。トイレの個室にいると、私がいることに気付かない子たちが入ってきて、どんどん人の悪口を言うんです。それを特等席で聞いてました。

――学校で一匹狼でいると、そういう女子に興味を持って近づいてくる男子はいませんでしたか?

 いましたよ。ただ当時、ちょうどケータイが普及した頃で、ネットで知り合った会ったこともない人と付き合うっていうのにハマってて。電話とかはするけど会ったことはない彼氏が10人くらいいたんです。それで「人の気持ちを操るのって簡単なんだな」と思って。そっちのほうが楽しかったので、学校の男子は別にどうでもよかったです。

※『anan』2014年12月10日号より

(by anan編集部)