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そもそも不機嫌ではなかった? 不機嫌顔の猫に惹かれる理由

2015.06.08 JUN 12:00
人は不機嫌顔の猫たちになぜ、惹かれる?(C)GoodLifeStudio

“世界一不機嫌な顔の猫”で大ブレイクした「グランピーキャット」に代表されるように、三白眼、怒り顔、諦め顔など、“不機嫌顔”の猫がいま大人気! でも、なぜ惹かれてしまうのでしょう。

「どの要素も人に置き換えた場合、いずれも正直“望ましくないファクター”です。そんな顔の猫を見た時、人は勝手に、『媚びてない姿が凛々しくていい』と、錯覚するところがあるようです」と話すのは社会学者の栗田宣義さん。

「人間同士だと諍いに発展しそうな表情やしぐさも、猫ならば積極的に受容される理由はそこなのでは。人間より圧倒的に非力で小さく、弱い生き物である猫ですから、不機嫌でもこちらは別に怖くはない。人間側の傲慢さの裏返し、なのかもしれませんね(笑)。

とはいえ、いわゆる“不機嫌顔”はあくまでも猫の造作という物理的な事柄であって、表情ではありません。人間たちは自分たちの都合で、猫の表情として勝手に読み取っているんだと思います」

栗田さんの話を整理すると、不機嫌顔に惹かれる3大理由はこうなります。

■不機嫌顔になられたって、結局何をしててもかわいいから。

■「媚びてない! 凛としていてかっこいい!」とつい思っちゃうので。

■そもそも顔の造作であって、本当に“不機嫌”なわけじゃないから。

※『anan』2015年6月10日号より。文・服部 円(C)GoodLifeStudio

(by anan編集部)