マガジンハウスananからニュース配信!
entertainment

大河ドラマは40男の登竜門!? オーバー40ブームの真相

2015.07.28 JUL 20:00
ここから注目された人も! N H K 大河ドラマで大人の男は花開く。ここから注目された人も! N H K 大河ドラマで大人の男は花開く。スポーツ界の花形、野球とサッカーでも40代はがんばっている。(C)AP/アフロ

ドラマやCM、映画にスポーツ、ファッション誌を見てもまさに「大人の男」が花盛り。今や社会現象になるほどのオーバー40ブームの真相を、独自の視点で社会現象を切り取ることに定評がある編集・ライターの速水健朗さんが解き明かします!

* *  *

-――2016年の大河ドラマ『真田丸』に主演する堺雅人はじめ、“大人の男”たちの時代劇での活躍も目立ちますよね?

時代劇を作る際、若い役者ばかりだとバタバタした印象になってしまう。そこに40歳前後の俳優を配して、画面を落ち着かせるというのがひとつの正解になりました。

ここ数年でも、大沢たかお、谷原章介、西島秀俊、福山雅治、少し若いけど長谷川博己など、この世代が大活躍。若いイケメン枠から年を重ね、性格俳優として幅のある演技を見せるようになった俳優たちが、大河ドラマでの活躍を経て主役級クラスへ、という定型もできたと思います。大ヒットした『半沢直樹』も昔ながらの熱血モノで、現代を舞台にした時代劇のようでしたね。

――他方、2001年の渡米以降、「シアトル・マリナーズ」「ニューヨーク・ヤンキース」「マイアミ・マーリンズ」とチームを変えながらメジャーリーグで存在感を発揮し続けるイチロー選手。サッカー界に目を転じれば、プロとして現役にこだわり続ける“キング・カズ”三浦知良選手も際立っていることについては?

野球でもサッカーでも、40代で現役って、これまでほとんどなかったですよね。それが叶うようになったのは、本人の努力や哲学はもちろんですが、フィジカルトレーニングの著しい進化があってこそ。

また、スポーツ選手はなんといっても現役でいることが人気の秘訣。日本人なら誰もが知るこの二人は、ずっと知っているからこそ応援したくなる特別な存在なのでは。


※『anan』2015年7月29日号より。イラスト・グレートインターナショナル 文・鳥澤 光

(by anan編集部)