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愛されたいならウソはつくべし! 15分に1回ウソをつく人間の心理

2015.08.19 AUG 12:00
「自己演出」が円滑なコミュニケーションを生む!

恋にせよ、仕事にせよ、自分以外の誰かとコミュニケーションを上手に取れる方法がわかれば、人生の悩みは格段に減るはず。

でも、相手の心理を読み解くスキルなんてなかなか身に付かない……そんな悩める女子に必要なのは、ずばり「自己演出」。認知心理学者の匠英一さんは次のようにアドバイスします。

「そんなに難しいことではありません。コミュニケーションを円滑にするには、自己演出を心がければいい。自己演出が上手な女性とは、相手が自分に求めているもの、必要としていることをうまく読み取って、その場で適切な役割を演じることができる人。ある意味、女優みたいな感覚を持てる人です。そのときどきの役割に応じて変わっていける柔軟性があれば、相手の心理を動かすことができるでしょう」(匠さん)

そんな自己演出を弄してまで人の心理を操ろうとするなんてあざとい、自分を偽っているみたいだし、相手に失礼な気がして嫌だと感じるのは、コミュニケーションの極意を誤解している証拠。

「人と接している時は、大なり小なり誰もが演出的なことをするものです。データによると、人は15分に1回はウソをつく。ウソは演出です。心理テクニックに基づいた言動は、円滑な人間関係を築くために必要なものなんです」(匠さん)

そもそも、人の心理を読み取って、自分の言動に何らかの演出を加えるのは、人間として当然のことだとマナーデザイナーの岩下宣子さん。

「誰でも、自分がこの世で一番愛おしい存在ですよね。自分が大切だからこそ、相手を思いやれるもの。身だしなみや言動で自己を演出するのは、あなた自身に対する愛ですし、相手への思いやりです。自分さえよければという気持ちではなく、この時間この場所を、お互いが気持ちよく過ごすためにどうすればよいかを考えたうえでの演出は、誠意にもつながるし、気配りにもなるのです」

◇たくみ・えいいち 認知心理学者、デジタルハリウッド大学教授、「認知科学研究所」所長。ビジネス心理コンサルタントとしても活躍。『「認知科学」最強の仕事力』(高橋書店)など著書多数。

◇いわした・のりこ マナーデザイナー、「現代礼法研究所」所長。“マナーは愛”をモットーに、故事来歴をひもとき、言動や立ち居振る舞いのありようをわかりやすく体系化。著書多数。


※『anan』2015年8月26日号より。取材、文・板倉ミキコ 写真・kokouu

(by anan編集部)