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大切なことは小声がいい!? 心のプロが教える伝え方とは?

2015.08.23 AUG 08:00
いくら美味しくても、ランチのメニューは普通の声で伝えてOK。いくら美味しくても、ランチのメニューは普通の声で伝えてOK。おだか・ちえ 幼稚園教諭や一般企業勤務を経て、心理カウンセラーに。自らの経験を活かしたカウンセリングが好評。メンタルケアサロン『pureral』の代表。

自分の意見や企画を強く押すのが苦手。職場の人間関係に煩わされて成果が上がらない。そんな、ビジネスの悩みには、相手の心理を突く言動が突破口の一つになるかもしれません。心理カウンセラーの小高千枝さんに聞きました。

■1度目で意見が通らなくても、1~2 週間後に再アタックすると上手くいく確率UP。

正しいと確信している意見や自信のある企画がその場で通らなかった。でも「頭の固い上司だから仕方ない」と諦めるのはまだ早い。2回目の機会こそが勝負時。「情報の信憑性は、時間が経つにつれて増します。これを仮眠効果といいますが、1度ダメでも、相手に考える時間を与えることで、態度や意見の変化が期待できます」。仮眠効果が表れるのは、1~2週間後。この機を逃さないで!

■会議がだれてきた時間帯こそチャンス。何か音を立てるだけで、自分に流れが。

意見がまとまらず議論は堂々巡り。逆に、腹の探り合いで空気が張りつめている。こうした会議で主張を通したいときは、音が心理に与える効果、ガン・サリュート・エフェクトを利用。「まず、ソーサーにカップを置く音やノートを閉じる音などで、滞った場の流れを断ち切り、自分に注意を引きつけましょう。そして直後に発言を。主導権があなたに移り、意見が通りやすくなるはず」

■重要性を強調したいときこそ、小さい声を心がける。

伝えたい気持ちが強いあまり、重要なポイントを大声で話すのは賢明な策とはいえない。「小さく低い声には、聞き手が落ち着いて話をじっくり聞けるというメリットがあります。それでも強く反論されたら、相手のリズムに合わせて首を振り、拍子を合わせてみる。心理カウンセリングで使われるテクニックなのですが、態度が沈静化し、こちらの話を聞いてくれるようになります」

◇おだか・ちえ 幼稚園教諭や一般企業勤務を経て、心理カウンセラーに。自らの経験を活かしたカウンセリングが好評。メンタルケアサロン『pureral』の代表。


※『anan』2015年8月26日号より。イラスト・小迎裕美子 文・小泉咲子

(by anan編集部)