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ヒールは日本人には不向き? 骨盤の冷えを治す方法

2015.10.15 OCT 12:00
簡単、骨盤ほぐしでうるおい美人になりましょう!簡単、骨盤ほぐしでうるおい美人になりましょう!やまもと・あやの 鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、アロマセラピスト。横浜の青葉台にある女性専門の「はりきゅう・マッサージ うさぎ堂」院長。著書に『やさしく心地よい お灸の手帖』など。

カサカサの肌やなんだか輝きを失った髪の毛…。その原因、冷え切った骨盤のせいかも!? しかし冷えの予防とオシャレのどちらを優先するかは、悩みどころ…。

「生理の始まりから排卵までの2週間は、体が元気になるいわゆるイケイケモードの時期。その間は肌見せスタイルやヒールの靴で気分を盛り上げ、排卵後の高温期はきちんと厚着で体を温める。女性らしい楽しみは精神的・身体的な安定にもつながるので、常に我慢するのではなく、オンオフを切り替えるとよいでしょう」

と鍼灸師の山本綾乃さん。そもそも冷えとは血流不足からくるもの。骨盤の冷えは、骨盤内の血流循環が不健全な状態で、長時間座りっぱなしで骨盤まわりが動かなかったり、下半身の運動不足、ストレスなどで引き起こされます。

「東洋医学では、血液がサラサラと流れず滞る状態をお血(けつ)といいます。骨盤内の循環が悪いと女性ホルモンの分泌が健全でなくなり、生理痛だけでなく肌や髪など美容面にもトラブルが出てきます」

骨盤内の巡りをよくすれば、たいていの美容トラブルが解決できるほど。そのためのお手軽な方法を伝授していただきました!

■階段を上るようにする

さまざまな運動のなかでも、骨盤を動かすのに効果的なのが階段上り。「10階くらいまでなら、できればエレベーターではなく階段を使うべき。最初はきついですが、1か月くらいで慣れてきます」。身体機能は日頃から動かさないと、自然と低下するもの。激しい運動ではなく、日常でコツコツ体を動かすことが大事。

■足指を締め付けない靴を履く

ヒールは本来、草履に慣れてきた日本人の骨格には不向きな靴。ヒールを履くと骨盤が前傾し、お血の原因に。「仕事柄、スニーカーを履けない人は、3~5cmくらいのヒールで横幅がきつくなく、足の指が重ならない靴を選びましょう。通勤などよく動くときに楽な靴に履き替えるだけでも、骨盤内の循環が改善します」

■温かいペットボトルを膝の間に挟む

オフィスで手っ取り早く体を温めるには、お湯を入れたペットボトルやマグカップを膝の間に挟むのが一番。「ももには体の中でも大きな筋肉があるので、ここを温めると体温が上がりやすくなります。生理でお腹が痛くなりそうなときや、だるく気力の出ない午前中におすすめです」。机の下でさりげなくできるのも◎。

◇やまもと・あやの 鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、アロマセラピスト。横浜の青葉台にある女性専門の「はりきゅう・マッサージ うさぎ堂」院長。著書に『やさしく心地よい お灸の手帖』など。


※『anan』2015年10月21日号より。  イラスト・佳矢乃 文・兵藤育子

(by anan編集部)