マガジンハウスananからニュース配信!
entertainment

出しっぱなしなのにスッキリ! 生活用品をインテリアに魅せる極意とは…

2015.12.04 DEC 22:00
キッチン収納の主役は、壁面に取り付けたインド製のワイヤーネット。数年前に『コンランショップ』で購入した。ごちゃつきやすい道具類も赤をさし色にしてスッキリ整理整頓。キッチン収納の主役は、壁面に取り付けたインド製のワイヤーネット。数年前に『コンランショップ』で購入した。ごちゃつきやすい道具類も赤をさし色にしてスッキリ整理整頓。玄関の真向かいに、食材がずらり。気付いたらすぐ掃除!水回りのかごの中身は……。

部屋のサイズにも物量にも左右されず、スッキリ住みこなしているスタイリストの城素穂さん。お部屋を拝見し、その収納術を見せてもらいました。

ロフト付きで天井が高く開放感があるが、広さは30平方メートルとコンパクト。部屋に一歩入れば、台所用品、野菜や紅茶などの食品類、本やコートなど、城さんの生活用品がほぼ見渡せる。なのに雑多に見えず、調和のとれたオーケストラのような空間に仕上がっているのは、どれもが城さんの美意識フィルターを通過したものだからだ。「たとえばひとつお皿を買ったら、すぐ食器棚にしまわないで、しばらくテーブルに置き、眺めたり使ってみたりして自分や部屋になじむかどうかの試用期間を設けるんです。どうしてもだめだったら潔く手放しています」

城さんには「なじまなかった」クローゼットやチェスト、プラスチック製ケースの代わりに収納を担うのは、国内外で手に入れた両腕に抱えても余るほどの大ぶりのかご。「仲間同士をざっくりと」方式で細かい仕分けはしない。ゴミ箱がわりのかごでは不燃ゴミやビン缶などが袋で分別され、洗面台のかごには、“お風呂つながり”で、布袋に入れた下着とトイレットペーパーが肩を並べるという柔軟さ。ベルギーの薪入れ用のかごには布団一式。沖縄の月桃の葉で編んだかごにはバス用品、モロッコで買ったかごにはお米、メキシコ製のかごにはお掃除用品。「脳内に“かごマップ”が出来上がっているのでどこに何を入れたかほぼ把握できていますね」。旅先の思い出を宿した世界のかごたちは、片づけの手間さえ楽しみに変えてくれているようだ。

◆玄関の真向かいに、食材がずらり。

ドアを開ければ、今日の献立がすぐ浮かぶ!? いきいきした野菜や果物は、ウッドボウルやかごの中。インテリアとしても楽しめる。

◆気付いたらすぐ掃除!

玄関横のメキシコ製バスケットには、ほうきとちりとりをセット。「見せる収納だからこそ、掃除もこまめに」が自分ルール。

◆水回りのかごの中身は……。

洗濯機そばのかごには、トイレットペーパーの予備、洗濯や住居用洗剤、そして布袋にはなんと下着類! おおらか収納、ここにあり。洗面台の月桃の葉で編んだかごにはシャンプーや石けん、タオル類などを収納。蓋付きなのでごちゃつきやすいものもスッキリ。

◇キッチン収納の主役は、壁面に取り付けたインド製のワイヤーネット。数年前に『コンランショップ』で購入した。ごちゃつきやすい道具類も赤をさし色にしてスッキリ整理整頓。

◇じょう・もとほ 1978年生まれ。「もてなし」を学びに29歳で渡ったベルギーでは20平方メートルの部屋に暮らした。著書に『大人のもてなし とっておきの時間 素敵な食卓』(講談社)。


※『anan』2015年12月9日号より。写真・高橋マナミ  文・片岡まりこ

(by anan編集部)