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リアルかわいいネコは必見!『没後100年 宮川香山』展、六本木で開催

2016.01.03 JAN 11:30
高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指(部分)初代宮川香山作 明治時代前期 19世紀後期 田邊哲人コレクション高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指(部分)初代宮川香山作 明治時代前期 19世紀後期 田邊哲人コレクション高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指 初代宮川香山作 明治時代前期 19世紀後期 田邊哲人コレクション高取釉高浮彫蟹花瓶 初代宮川香山作 大正5年(1916) 田邊哲人コレクション

かわいいネコがフタの上に載っている陶器や、リアルなカニがぴたりとはりついた花瓶。こんな大胆な作品を数多く生みだした陶芸家の展覧会『没後100年 宮川香山』が、2016年2月24日からサントリー美術館ではじまります。

1842年京都生まれの香山は、陶工の父親から製陶を学び茶器などを制作していましたが、1870年、開港して間もない横浜へ移住。輸出陶磁器の制作をはじめます。香山は試行錯誤の末、独創的な陶器を制作。眞葛焼(まくずやき)と呼ばれる緻密で華麗な香山のやきものは、欧米で人気を博しました。

本展では、貴重な初代香山の作品を一挙に紹介。初期作から晩年の作品までまとめて見られるまたとないチャンスです。

どの作品も息をのむようなすばらしいものばかりですが、あえて言うなら見どころは、第2章「高浮彫(たかうきぼり)の世界」。

高浮彫とは、陶器の表面をリアルな浮彫や造形物で飾る香山独自の技法で、ネコの装飾がついた作品《高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指》も、こちらに展示されています。このネコは、形がリアルなだけでなく、毛並みや肉球のぷくぷくした部分など、細かいパーツまで本物のネコそっくり。ふわふわしたネコの質感まで伝わってくるようです。

超絶技巧といわれる香山のやきものは、実物を近くで見るのが一番。細部まで楽しみたい人は、ルーペを持っていったほうがいいかも!

イベントデータ:
『没後100年 宮川香山』展
会期:2016年2月24日(水)~4月17日(日)※休館日は火曜日(4月12日は開館)※会期中、展示替を行う場合があります。
時間:10:00 ~ 18:00(金・土および3月20日(日)は20時まで開館) ※入館は閉館の30分前まで
会場:サントリー美術館
料金:一般 1,300円/大学・高校生 1,000円/中学生以下無料

画像クレジット:
高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指(部分)初代宮川香山作 明治時代前期 19世紀後期 田邊哲人コレクション

高浮彫牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指 初代宮川香山作 明治時代前期 19世紀後期 田邊哲人コレクション

高取釉高浮彫蟹花瓶 初代宮川香山作 大正5年(1916) 田邊哲人コレクション

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(by anan NEWS)