マガジンハウスananからニュース配信!
entertainment

流行に無縁な人こそ中毒に! コメディ漫画『服なんて、どうでもいいと思ってた。』

2016.01.11 JAN 21:00
あおき・ゆうへい 東京都練馬区出身。男性。代表作は異色の(?!)恋愛マンガ『フリンジマン』全4巻(講談社)、『酩酊!怪獣酒場』1巻~以後続刊(小学館クリエイティブ)など。あおき・ゆうへい 東京都練馬区出身。男性。代表作は異色の(?!)恋愛マンガ『フリンジマン』全4巻(講談社)、『酩酊!怪獣酒場』1巻~以後続刊(小学館クリエイティブ)など。赤文字系雑誌『ルイルイ』に配属された花月(かげつ)カヲルら3人。モテ上司の斑鳩(いかるが)九一郎の下でファッションを理解できるか。KADOKAWA 全3巻 各552円(C)青木U平

洋服屋やファッションビルに行くと異常に緊張する。表参道や代官山などおしゃれな街が怖い。正直、何がおしゃれなのかわからない…。

1つでも当てはまる人は要注意。青木U平さんの『服なんて、どうでもいいと思ってた。』に流れる共感と笑いに、大ハマリする恐れありだ。

ゆるふわ女子のバイブル的ファッション誌のエディターとなったセンス音痴の花月たちが、慣れぬ現場で苦悩するさまは「こんなことありそう」「こんな人いそう」の連続。

「コメディのツボって、カルチャーギャップから生まれることが多いですよね。宇宙人が地球にやって来たとか、神様が地上に降りてきたとか、異質な状況に置かれたときの見方や考え方の違いが、笑いになる。なので、『だれもが持っているであろうファッションの疑問を、ダサい男たちが女性雑誌の編集部でぶつけていくギャップを描くマンガはどうですか』と提案したら、編集さんがすごく乗ってくれたんです。本当は僕自身、ファッションはコンプレックス。後から、なんで自らイバラの道を選んでしまったんだと思ったけれど、後の祭りですよね(笑)」

舞台が舞台だけに、女性のイケてる着こなしを、あれこれ描かなくてはいけないのだが、

「それは相当、苦労しましたね。おしゃれのレベルまで考え始めると迷宮入りして進まないので、雑誌に出てきたコーディネートを順に、片っ端からキャラに着せていきました」

ファッションネタの合間にちょこちょこ挟まれるのが、モテ・非モテのネタだ。イケメンなのに私服がダサすぎてフラれたトラウマを持つ花月など、笑うに笑えないエピソードは、青木さんご自身や友人たちの実体験をアレンジしたものだとか。

「どうふるまえばモテるようになるのかわからないという、僕自身の闇が、実は強みなのかなと。やっぱり哀愁やブルースがあるほうが、ドラマは面白いですから」

◇あおき・ゆうへい 東京都練馬区出身。男性。代表作は異色の(?!)恋愛マンガ『フリンジマン』全4巻(講談社)、『酩酊!怪獣酒場』1巻~以後続刊(小学館クリエイティブ)など。

◇赤文字系雑誌『ルイルイ』に配属された花月(かげつ)カヲルら3人。モテ上司の斑鳩(いかるが)九一郎の下でファッションを理解できるか。KADOKAWA 全3巻 各552円(C)青木U平


※『anan』2016年1月13日号より。インタビュー、文・三浦天紗子

(by anan編集部)